サポートオプション
オプションページ作成ツールプラグインは、管理画面に任意のオプションを保存することができるページを作成できる WordPress のプラグインです。
オプションページで設定した値は wp_options テーブルに保存されます。また、オプションを簡単に出力できるショートコードもご利用いただけます。
WordPress のマルチサイトにも対応しており、子サイトに設定ページを作成、表示することができます。
ウェブサイト作成の汎用化にも役立ちますし、ウェブ制作会社であればクライアントサイトの作成にも便利です。
インストール
- ダウンロードした圧縮ファイルを解凍後、`option-page-creator`ディレクトリを`wp-content/plugins`ディレクトリにアップロードします。(WordPressの管理画面から圧縮ファイルを直接アップロードしてインストールすることも可能です)
- WordPressの管理メニューからプラグインを選択し、オプションページ作成ツールプラグインを有効化します。
- 管理メニューにオプションページが追加されます。
設定方法
オプションページを作成するには、管理メニューのオプションページから新規追加を選択します。オプションページの編集画面には、タイトル、設定、設定項目があります。タイトルはメニューに表示されるテキストを指定してください。
設定
- タイプ
- メニューとサブメニューがあります。メニューは独立した項目で、サブメニューを選択すると親メニューの設定項目が表示されます。
- アイコン
- メニュー用の項目で、管理メニューに表示されるアイコン画像を指定してください。アイコンは、WordPress のデフォルトの Dashicons を使用しており、どのようなアイコンがあるのかはリンク先をご確認ください。
- 位置
- メニュー用の項目で、管理メニューの位置を指定します。大きい数値ほど下に表示されます。例えばダッシュボードの上に表示させるのであれば、1 を指定、外観の上であれば、59.5 などと指定します。
- 親メニュー
- サブメニュー用の項目で、どのメニューの配下にオプションページを表示するかを指定します。
- 権限
- メニューを表示させる権限を指定します。編集者を指定すれば、管理者権限のユーザーでなくてもオプションページを修正変更可能です。
設定項目
オプションページで設定する項目を指定します。+ボタンを押すと入力項目を増やせます。不要な項目は左端の-ボタンで削除できます。
- フィールドラベル
- 実際に表示される項目名を指定してください。
- フィールド名
- 英数字で指定してください。option_name に該当します。
- フィールドタイプ
- フィールドのフォームタイプを指定します。display、text、textarea、select、checkbox、radio、breakpoint、hidden、file、datepicker、colorpicker から選択してください。
- 初期値
- フィールドの初期値を入力します。
- select、radio、checkboxでは一行ごとに選択項目を入力します。
- 初期値が複数ある場合、デフォルトで選択状態にするには項目を「"」ダブルクオテーションで囲み、最後に「d」を付けます。例)"東京都"d
- フィールドタイプが radio、checkbox、select の場合で、実際の保存する値と表示するラベルが異なる場合は「|」で区切ります。ラベルが前方、実際の値が後方になります。例)男性|1
女性|2 - フィールドタイプが datepicker の場合、日付のフォーマットを指定します。例)yy年mm月dd日
- コメント
- フィールドにコメントを追加することができます。
一番右端にある +をクリックすると以下の項目を指定できます。
- テーマ設定
- チェックを入れると、テーマごとのオプション設定の値として保存します。テーマ設定にチェックを入れる場合のフィールド名の候補が表示されます。
- 必須
- 必須にチェックをつけると、フィールドを必須項目にすることができます。
- 条件式
- フィールドの値を判定する条件式を指定します。数字、英字、英数字、半角、メールアドレス、ひらがな、カタカナから選択できます。
- 最小文字数、最大文字数
- フィールドの最小文字数、最大文字数を指定します。
- placeholder
- HTML5 の placeholder 属性を指定します。
- クラス
- フィールドの class 属性を指定します。例)large-text
- 上書き保存先(1.0.1以上)
- 連想配列を持つ既存のオプションの値を変更する場合に使用します。
オプション出力ショートコード [opc]
オプションの値を簡単に出力することができるショートコード [opc] がご利用いただけます。
- option
- 出力したいフィールド名を指定します。
[opc option=company_name] - default
- オプションの値が存在しない場合に出力する値を指定します。
[opc option=company_name default="未定"] - delimiter
- オプションの値が複数ある場合(配列)の区切り文字を指定します。
[opc option=fruits delimiter="、"] - opc_id
- 実際のオプションの値と出力したい値(ラベル)が異なる場合などに、オプションページの ID を指定すると設定を読み込んでラベルが出力されます。
[opc option=fruits opc_id=3] - before & after
- 出力される値の前と後にテキストを出力できます。
[opc option=fruits before="フルーツ:"]
マルチサイト設定
- 全てのサイト
- メインサイトで設定されたオプションページを全てのサイトで表示する場合はチェックを入れてください。メインサイト以外ではオプションページ管理は無効になります。
ライセンス
このプラグインは、WordPressと同じライセンスであるGNU GPLを採用しています。
変更履歴
- 1.1 2024年09月10日
- CMS×WP サブスク対応。
- 1.0.2 2021年06月15日
- バグフィックス: 上書き保存先。
- 1.0.1 2021年06月10日
- 上書き保存先。
- 1.0 2020年05月12日
- 初リリース
多言語化
- 英語、日本語対応