サポートオプション
翻訳オーバーライタープラグインは、WordPress の本体の言語ファイル(.po や .mo ファイル)はもちろんのこと、プラグインやテーマの言語ファイルによる翻訳テキストを任意のテキストで上書きするプラグインです。
上書きされるテキストはデータベースに保存されるので、プラグインやテーマの言語ファイルを直接変更することなく、翻訳テキストを自由に書き換えることが可能です。
当サイトで販売しているフロントエンドユーザー管理プラグインやネットショップ管理プラグインの言語ファイルの翻訳テキストの数はかなり多いわけですが、こうしたプラグインやテーマの翻訳テキストについて、出力される項目名や文章をちょっと変更したい場合などに役に立つプラグインが翻訳オーバーライタープラグインです。
インストール
- ダウンロードした圧縮ファイルを解凍後、`translation-overwriter`ディレクトリを`wp-content/plugins`ディレクトリにアップロードします。(WordPressの管理画面から圧縮ファイルを直接アップロードしてインストールすることも可能です)
- WordPressの管理メニューからプラグインを選択し、翻訳オーバーライタープラグインを有効化します。
- 管理メニューにある設定の翻訳オーバーライターから利用します。
翻訳オーバーライターの使い方
翻訳オーバーライタープラグインの使い方は非常に簡単で、まず翻訳を上書きしたいプラグインやテーマを選択します。すると、オリジナルテキスト、翻訳テキスト、上書きテキスト表示されるので、上書きテキストの入力欄に変更したい文字、文章を入力し、保存するだけです。
オプション
翻訳オーバーライタープラグインは、上書きテキストについて以下の3つのオプションが用意されています。プラグインやテーマを選択した状態で実行すると、そのプラグインやテーマにのみ適用されます。プラグインやテーマを選択しない状態で実行すると全ての上書きテキストに対して処理が実行されます。
- 上書きテキストエクスポート
- 上書きテキストインポート
- 上書きテキスト削除
上書きテキストエクスポート
翻訳オーバーライタープラグインで設定した上書きテキストをエクスポートする場合に使用します。エクスポートした上書きテキストファイルは、次の上書きテキストインポートより上書きテキストを読み込ませることができます。
上書きテキストインポート
翻訳オーバーライタープラグインでエクスポートした上書きテキストファイルを読み込ませることで、上書きテキストのインポートを実行できます。
上書きテキスト削除
翻訳オーバーライタープラグインで設定した上書きテキストをすべて削除したい場合はこの上書きテキスト削除を実行します。
翻訳オーバーライターの使用例:管理メニューをカスタマイズ
管理画面の文言を変更したいというシチュエーションは、WordPress を CMS として使用する場合にはよくあると思います。以下は翻訳オーバーライタープラグインを使用して、管理メニューの項目名を変更してみたものになります。新しい上書きテキストを入力するだけで管理メニューの項目も簡単に変更できます。
ライセンス
このプラグインは、WordPressと同じライセンスであるGNU GPLを採用しています。
Q&A
- 上書きテキストが保存できませんが?
- PHP 5.3.9 以上をご利用の場合、PHP 5.3.9 から導入された max_input_vars というリクエストデータの数を制限するディレクティブのデフォルトが、1000のため更新、削除できない恐れがあります。php.ini または .htaccess で max_input_vars の値を変更する必要があります。.htaccess の場合は、「php_value max_input_vars 5000」などを追記してください。
変更履歴
- 1.1 2024年09月10日
- CMS×WP サブスク対応。
- 1.0.7 2024年05月20日
- WordPress 6.5 対応。
- 1.0.6 2023年07月12日
- コードクリーニング。
- PHP8 対応。
- 1.0.5 2020年08月18日
- WordPress 5.5 対応。
- 1.0.4 2020年03月09日
- コードクリーニング。
- 1.0.3 2015年02月05日
- バグフィックス: 空の値の保存。
- 1.0.2 2015年01月31日
- バグフィックス: 空の値の保存。
- 1.0.1 2012年04月06日
- バグフィックス: 管理画面プラグイン操作の脆弱性。
- 1.0 2011年10月17日
- 初リリース
多言語化
- 英語、日本語対応