サポートオプション
What's New メーカープラグインは、トップページなどに掲載するウェブサイトの更新情報、最新情報の一覧を簡単に作成できるWordPressのプラグインです。
ブログの更新情報などを一覧で出力するプラグインもありますが、更新内容が必ずしもブログとは限らないと思います。特に企業サイト・ビジネスサイトでは、トップページにWhat's Newとして更新内容を表示するのが一般的なので、What's New メーカープラグインが大活躍します。
What's New メーカープラグインは、日時、リンク先、最新情報の内容を自由に入力でき、出力のフォーマット、CSSのクラスも自由に指定できるので、様々なデザインシーンに対応します。WordPressのショートコード、ウィジェットで簡単に出力できるので便利です。さらに、What's Newで登録した更新情報をRSSフィードに出力することも可能です。
また、出力される最新情報の一覧にブログ等の投稿記事を合わせてリスト表示することも可能です。What's New メーカーに登録したリストを使わず、投稿やページの一覧を出力するのにも使用できます。
インストール
- ダウンロードした圧縮ファイルを解凍後、`whats-new-maker`ディレクトリを`wp-content/plugins`ディレクトリにアップロードします。
- WordPressの管理メニューからプラグインを選択し、What's New メーカープラグインを有効化します。
- 管理メニューのWhat's Newから設定を行います。
設定項目
What's New メーカープラグインの設定項目は以下のとおりです。
- What's New リスト
- 最新情報の入力
- 環境設定
- デフォルト設定
- オプションをエクスポートする
- オプションをインポートする
- オプションをリセットする
- オプションを削除する
What's New リスト
設定画面を開くと一番上に表示されるのが登録したWhat's Newのリストです。What's Newは20件ずつ表示されます。左端のチェックボックスにチェックを入れて、リストの左上にある一括操作で登録したWhat's Newを削除することができます。一度登録したWhat's Newを編集する場合はリストの右にある編集ボタンをクリックしてください。
最新情報の入力
What's Newに登録するには最新情報の入力から、日時、リンクURL、テキスト、識別子、ターゲット、CSSクラスを指定して保存します。最低限必要なのは日時とテキストです。
- 日時
- 日時には更新日時(YYYY-MM-DD hh:mm:ssの形式)を入力します。インプットボックスの右側にある「現在日時」を押すと現在の日時が挿入されます。日付のみの出力の場合も適当な時間を入力してください。フォーマットのコードは %date% です。
- リンクURL
- リンクURLを入力するとテキスト全体をリンクに変換します。部分的な文字列をリンクさせたい場合は、テキストに直接リンクを指定します。フォーマットのコードは %link% です。
- テキスト
- 更新情報の内容をここに入力します。HTMLタグも使用できます。フォーマットのコードは %text% です。
- 識別子
- 識別子に値を入れることで、出力の際に識別子を指定して特定の項目のみを表示することができます。更新情報が複数のカテゴリーに分かれている場合などに便利です。例えば、パソコンの新製品には computer 、カメラの新製品には camera などを指定しておけば、識別子ごとの一覧を作成できます。フォーマットのコードは %identifier% です。
- ターゲット
- 新しいウィンドウまたはタブで開くかを指定できます。選択すると、リンクURLに target=#quot;_blank#quot; が追加されます。フォーマットのコードは %target% です。
- CSSクラス
- ファーマットのコードは %class% です。
- RSS
- RSSフィードに追加する場合にチェックを入れます。
環境設定
環境設定では、What's New メーカープラグインの一般的な設定を行います。
- このプラグインのユーザーレベル
- この値を変更すると、What's New メーカープラグインの設定を変更できるユーザーレベルをコントロールできます。8以上は管理者権限を持つユーザーのみがWhat's New メーカープラグインを操作できるという意味です。
- メニュータイトル
- 管理メニューに表示されるメニュータイトルを指定します。空欄の場合は、What's New が表示されます。
- whats-new-maker.cssを読み込む
- チェックを入れるとプラグインディレクトリまたはテーマディレクトリ(whats-new-maker.cssが使用中のテーマディレクトリにある場合)からwhats-new-maker.cssが読み込まれます。whats-new-maker.cssを読み込みたくない場合はチェックを外し、What's Newの表示用のCSSをテーマのstyle.cssなどに入力してください。
- Newマーク置き換え
- 最新の情報にはNewマークを付けることができます。フォーマットコードの %newmark% を置き換える内容をここで設定します。Newマークの画像を表示したい場合はここに画像のタグを挿入するなどしてください。
デフォルト設定
デフォルト設定では、What's Newを出力する際のショートコードまたはウィジェットのデフォルトの設定を指定できます。ショートコードまたはウィジェットで各項目は自由に変更できるので、What's Newが複数ある場合は共通する設定にしておくことをお勧めいたします。
- 日付フォーマット
- 出力する更新日時の表示方法を設定します。WordPressのデフォルトの日付フォーマット同様、PHPのdate関数の引数を指定できます。
- リスト前タグ
- What's Newの出力時のリストを囲む前のタグを指定します。<dl>や<ul>などをご利用ください。
- リスト後タグ
- What's Newの出力時のリストを囲む後のタグを指定します。</dl>や</ul>などをご利用ください。
- フォーマット
- リストごとの出力フォーマットを指定します。%%で囲まれた項目は最新情報の入力の内容で置き換えられます。
- 表示数
- 一度に表示するリストの数を指定します。
- Newマークを過去何日間表示するか
- ここで指定した日数内のWhat's Newは、%newmark%を環境設定で設定したNewマークの内容で置き換えます。日数外のリストは何も表示されません。
- コンテンツの自動改行
- コンテンツフィールドで自動改行を行う場合はチェックを入れます。
- 過去の最新情報のみ
- 現在日時よりも過去の情報のみ出力したい場合はチェックを入れます。
- 並び順
- リストの並び順を指定します。
- 統合する投稿タイプ
- What's Newで登録したリストに加え、ブログ等の投稿の更新情報もリストに統合したい場合に使用します。投稿は post 、ページは page 、すべては any を入力します。
オプションをエクスポートする
What's New メーカープラグインで設定したオプションをエクスポートする場合に使用します。エクスポートした設定ファイルは、次のオプションをインポートするより設定を読み込ませることができます。登録したWhat's New のリストはエクスポートされません。別途MySQLのテーブルをバックアップする必要があります。
オプションをインポートする
What's New メーカープラグインでエクスポートした設定ファイルを読み込ませることで、設定のインポートを実行できます。
オプションをリセットする
What's New メーカープラグインで設定したオプションとテーブルを初期化したい場合はこのオプションリセットを実行します。一度実行してしまうと元に戻すことはできないのでバックアップを忘れないでください。
オプション削除
What's New メーカープラグインで設定したオプションとテーブルを削除したい場合はこのオプション削除を実行します。一度実行してしまうと元に戻すことはできないのでバックアップを忘れないでください。
ウィジェット
What's New メーカーで登録した更新情報は、ウィジェットを利用して出力できます。ウィジェットを利用するには、管理メニューの外観にあるウィジェットを開き、左の利用できるウィジェットにあるWhat's New メーカーを、右のウィジェットエリアにドラッグアンドドロップしてください。
ウィジェットで設定できる項目は、What's New メーカーのデフォルト設定に加えて、タイトル、投稿タイプのみ、自由テキストエリアがご利用になれます。
- タイトル
- ウィジェットのタイトルを指定します。
- 投稿タイプのみ
- What's Newのリストを使用せず、統合する投稿タイプで指定した投稿タイプのみの更新情報の一覧を作成できます。
- 自由テキストエリア
- ウィジェットに出力されたWhat's Newのリストの下に追加で表示されます。
ショートコード
What's New メーカープラグインは、ショートコードからも使用できます。もっとも簡単なショートコードは[wnm]です。ショートコードで設定できるオプションは以下のとおりです。
- before_widget
What's Newを囲むボックスのタグを指定します。デフォルトは、<div class="wnm"> です。例)[wnm before_widget="<div>" after_widget="</div>"] - after_widget
What's Newを囲むボックスを閉じるタグを指定します。デフォルトは、</div> です。 - before_title
タイトルのタグを指定します。デフォルトは、<h4> です。例)[wnm before_title="<strong>" after_title="</strong>"] - after_title
タイトルを閉じるタグを指定します。デフォルトは、</h4> です。 - notitle
タイトルを表示しない場合に1を指定します。例)[wnm notitle=1] - title
タイトルを指定します。例)[wnm title="最新情報"] - date_format
出力する更新日時の表示方法を設定します。WordPressのデフォルトの日付フォーマット同様、PHPのdate関数の引数を指定できます。例)[wnm date_format="Y年m月d日"] - before_list
What's Newの出力時のリストを囲む前のタグを指定します。例)[wnm before_list="<ul>"] - after_list
What's Newの出力時のリストを囲む後のタグを指定します。例)[wnm after_list="</ul>"] - format
リストごとの出力フォーマットを指定します。%%で囲まれた項目は最新情報の入力の内容で置き換えられます。例)[wnm format="<li>%datetime% %text%</li>"] - number
一度に表示するリストの数を指定します。例)[wnm number=5] - new_mark_days
ここで指定した日数内のWhat's Newは、%newmark%を環境設定で設定したNewマークの内容で置き換えます。日数外のリストは何も表示されません。例)[wnm new_mark_days=15] - only_past
現在日時よりも過去の情報のみ出力したい場合は1を指定します。例)[wnm only_past=1] - identifier
特定の識別子を持つリストを表示させたい場合に識別子を指定します。例)[wnm identifier="computer"] - wpautop_content
コンテンツフィールドに自動改行を行うかを指定します。。例)[wnm wpautop_content=1] - post_type
What's Newで登録したリストに加え、ブログ等の投稿の更新情報もリストに統合したい場合に使用します。例)[wnm post_type="post"] - only_post_type
What's Newのリストを使用せず、統合する投稿タイプで指定した投稿タイプのみの更新情報の一覧を作成できます。例)[wnm post_type="post" only_post_type=1] - category
投稿のカテゴリーを指定して絞り込みを行います。例))[wnm post_type="post" category=3] - freetext
What's New リストの下に合わせて出力する文章を指定します。例)[wnm freetext="これは最新情報です。"] - by
最新情報の並び順を指定します。デフォルトはwnm_datetimeです。ID順にするには、wnm_id を指定します。例)[wnm by="wnm_datetime"] - order
最新情報の並び順の昇順か降順かを指定します。デフォルトはdescです。例)[wnm order="asc"] - pagenavi
ページナビゲーションを表示するかどうかを指定します。例)[wnm pagenavi=1] - keyword
投稿タイプを含める場合にキーワードで絞り込みをかけることができます。例)[wnm post_type="post" keyword="カメラ"]
Q&A
- テーマファイルでPHPからWhat's Newを呼び出すことができますか?
- ショートコードをPHPで呼び出すdo_shortcode()を使用して呼び出すことができます。
例: <?php echo do_shortcode('[wnm]'); ?>
ライセンス
このプラグインは、WordPressと同じライセンスであるGNU GPLを採用しています。
変更履歴
- 1.4 2024年09月10日
- CMS×WP サブスク対応。
- 1.3.3 2024年04月20日
- PHP 8.1 対応。
- 1.3.2 2020年08月19日
- バグフィックス: ページ送り。
- 1.3.1 2020年08月15日
- WordPress 5.5。
- コードクリーニング。
- 1.3 2020年03月09日
- コードクリーニング。
- 1.2.9 2019年03月14日
- WordPress 5.1 以降のスタイル修正。
- 1.2.8 2017年04月06日
- キーワード属性の追加。
- フォーマットに %thumbnail% を追加。
- 1.2.7 2016年04月14日
- コードクリーニング。
- 1.2.6 2016年04月02日
- コードクリーニング。
- 1.2.5 2015年11月16日
- コードクリーニング(4.4向け)。
- 1.2.4 2015年09月03日
- コードクリーニング。
- 1.2.3 2014年12月19日
- バグフィックス: 管理メニューの出力。
- 1.2.2 2014年02月26日
- コードクリーニング。
- 1.2.1 2013年11月19日
- バグフィックス: ウィジェットの読込方式。
- 1.2 2012年07月09日
- バグフィックス: ウィジェットの出力。
- バグフィックス: Newマークの時間差。
- 1.1.9 2012年04月06日
- バグフィックス: 管理画面プラグイン操作の脆弱性。
- 1.1.8 2012年03月26日
- コード整備。
- バグフィックス: 不必要なアクション。
- 1.1.7 2012年02月02日
- バグフィックス: テーブル作成SQL。
- 1.1.6 2010年10月06日
- バグフィックス:フィード更新
- 1.1.5 2010年10月01日
- コンテンツフィールドの追加
- ページナビゲーション
- メニュータイトル
- 1.1.4 2010年07月29日
- カテゴリーオプションの追加
- 1.1.3 2010年07月26日
- バグフィックス:class属性
- 1.1.2 2010年07月25日
- バグフィックス:target属性
- バグフィックス:スタイルシートの読込オプション
- バグフィックス:Newマークのデフォルトの表示日数
- 1.1.1 2010年07月24日
- プリペアドステートメントの強化
- バグフィックス:フィードの最終更新日時
- 1.1 2010年05月13日
- RSS フィードにWhat's Newを出力
- バグフィックス:CSS
- バグフィックス:誤訳
- バグフィックス:プラグインのユーザーレベルを0に設定する
- 1.0 2010年04月09日 初リリース
多言語化
- 英語、日本語対応